電子機器事業

生産革新の心意気と実践力

日本製の底ヂカラを見せ続ける
多くの製造業が海外生産へとシフトしていく中、日本で作る意味とは何なのか。
山崎工業株式会社は、日本製ならではの品質管理、多様化するニーズへの柔軟な対応を忘れずに「常に時代を見据えた変化」を続ける会社です。

熟練の技と先進設備が綿密に連携
通信機器の中枢を担うミクロン単位の実装を、プロの制御のもとで次々と仕上げる最新鋭SMT実装機ライン。熟練スタッフが実装機を活かしながら、その技をしなやかに発揮する家電製品の生産ライン。人の経験・技と、先進設備との鮮やかな連携。それが高品質・高能率を両立させる山崎工業の素顔です。

「生産革新 推進授業部」を旗印に絶えず改善・革新
「SCM生産革新活動」「JIT活動」「TPM活動」「あすなろ改善活動」「6S活動」・・・
製造現場は毎月、グループごとに改善・提案・生産革新に関するプランを発表し、生産品質を高めています。それは状況に柔軟に対応してQCDを守るという、当社の強み、信頼の根幹となっています。

大手電子機器メーカーの厳格な環境基準を標準化
QCDの高次元化に高い評価と信頼を頂戴してきた山崎工業。その背景にあるのは最新の実装機に加え、帯電防止フロアや恒温・恒湿を保つ空調設備など、電子部品へ細心に配慮した環境にあります。また、ISO14001による地球環境の改善にも積極的に取り組んでおり、それらの設備や活動の有機的な連動は、大手電子機器メーカーの厳しい基準をクリアしています。

サプライチェーンマネジメントを担う一貫生産システム
製品品質の維持・クライアントの機密保持・リードタイム短縮、物流コスト低減、そしてサプライチェーンマネジメントの一翼を担うために、私たちは一貫生産システムを早くから構築。プリント配線板の組立、エレクトロニクス製品の組立・加工、検査、そして梱包・納品までをトータルに管理・担当しています。信頼性を一層高めるために、ISO9001の認証も取得。その規定に沿いながら、日頃より一貫体制の機能を研ぎ澄ましています。

02-08
SMTライン

02-09
手挿入アッセンブリ

02-10
組立作業

02-11
目視検査

電子機器事業 主要ライン

SMTライン ―――― 8ライン
電子部品自動挿入機 ―――― 5台(AV 2台・RH 3台)
フロー工程ライン ―――― 7ライン(挿入ライン・自動半田槽・ポイントはんだ付けライン・各種計測器)
電気品組立ライン ―――― 4ライン
組立・梱包ライン ―――― 5ライン